2016年9月21日 | 健康情報 |
こんにちは!娘が1ヶ月になりました!佐藤です。
今日は、患者様から「肥満は3歳までに決まるらしいから気をつけないと…」というお話を聞いたので、そのお話を。わたしは初耳だったので、つい「マジっすか!?」とリアクションしてしまったのですが、、、気になったので調べてみました!
結論から言うと、「肥満は3歳までに決まる」はマジのようです!
なぜなのか、その理由は大きく分けて2つあります。その理由とは、
- 3歳までの時期に脂肪細胞が大きく増えること
- 3歳までの時期の生活習慣が将来的に大きく身体や心の発達に影響する事
の2点です!
まず1.について。詳しいお話は、細胞の肥大とか細胞分裂とか小難しい話になってしまうので、専門的なところにお任せするとしますが、脂肪細胞が多いと太りやすいです!
で、ものすごいスピードで身体が発達していく3歳までのこの時期に、やはり脂肪細胞も増えていくんですね。
そしてこの脂肪細胞、基本的には減少することはないんです。
ということは、3歳までの脂肪細胞の増え方で、将来的な肥満のなりやすさが決まってくるということになります。
次に2.について。「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、まさにこれです。
3歳までのこの時期ほど急成長する時期は他にはありません。身体の大きさ、脳の発達、精神的な発達まで、ものすごいスピードで急成長していきます。
この時期に身に付いた運動習慣、食事習慣、生活のリズムなどは大人になってからも凄い大きな影響があると言われています。
例えば、室内でおもちゃで遊んでばかりで身体をあまり動かさない、ご機嫌をとるために間食におやつやジュースをよく与える、などなど。
こういったことの影響が、先々の運動不足やアンバランスな食生活に繋がってしまう、ということですね。
専門的な言葉の説明などはかなりはしょって説明させていただきましたが、いかがでしたか?
「肥満は3歳までに決まる」
見た目だけではなく、高血圧や糖尿病など命に係わる生活習慣病にもつながる「肥満」。
大切なお子さんがそうならないように、今から対策をしっかりとっていきましょう!
じゃあどうすればいいの!?という方の為に、その対策のお話もできればと考えてますのでお楽しみに!