2019年3月14日 | 健康情報 |
こんにちは、くくる整骨院鍼灸院の畠山です。
先日、NHKの「ためしてガッテン」で鍼が紹介されていましたね。
放送では「肩の痛みが減った!」や「背骨の歪みが整った!」と紹介されていましたが
鍼の効果はそれだけではありません。けがや病気を防ぐ効果もあるんです。
東北大学の研究チームが「老年医学と鍼灸」というテーマで論文を発表しています。
そこでは嚥下障害・誤嚥性肺炎(食べ物や飲み物が気管に入ってしまい肺炎を起こす)や歩行障害(転びやすさ)や
緑内障や排便障害に対して鍼灸をしてどのような効果があるかを研究しました。
全ては紹介しませんが、嚥下障害・誤嚥性肺炎に関しては脳卒中や脳梗塞になった方に週3回を4週間続けて鍼をした結果、
誤嚥は0になりました。さらに肺炎を起こす人はそれまでの1割に減ったそうです。
症状にも劇的に変化があることがこの論文には書かれています。こういったケガや病気のリスクを下げることも
鍼にはできるんです。はりってすごい。
ちなみにWHO(世界保健機構)では41の疾患に鍼灸が効果があるとされています。
気になる症状がある方は鍼灸院へ行ってみてはいかがでしょう?