ウォーキングをする方必見！歩き方による身体への影響とは？？

2018年6月27日

健康情報

こんにちは！佐藤です(^^)

健康のため、ダイエットのため、とウォーキングを日課にしているあなた！その日課はめちゃくちゃ良い日課なのでぜひ続けていきましょう！！

しかし、身体のために行うウォーキングも、歩き方が悪いと外反母趾やたこ・魚の目になっってしまったり、さらには腰痛・膝の痛み、首や肩にまで不調が出てしまうこともあるんです！

そこで今回は、歩き方が悪いとどのような影響があるのか、どのような対策を行うべきなのか、といったことをお伝えします。

その不調、歩行姿勢が原因かも？？

2017年6月に健康商品メーカーのラボネッツが実施した「ウォーキングに関するアンケート調査」によると、499名中20%以上の方が膝に、40%以上の方が腰に悩みを抱え、30%以上の方が肩こり・首こりを感じているという結果だったそうです。

特に腰については，ウォーキングの頻度が高い熱心な方ほど悩みを抱えている可能性が高くなるそうです。このことから、歩行の質（フォーム）が悪いまま何度も歩くことにより、腰痛のリスクを高めてしまっている可能性がうかがえます。

また、「歩いているとどの部位が疲れますか？」という質問に対しては、第1位がふくらはぎ、第3位は膝と下半身に疲れが出る納得の結果ではあるのですが、なんと第2位に「腰」がランクインしており、このことからも腰を痛めやすい猫背姿勢のまま歩いている可能性や、足裏の体重移動をしっかりできていない可能性が考えられます。

これらのことから、普段の歩き方を見直す必要がありそうです。

要注意事項チェックリスト

次の項目にいくつ当てはまりますか？？

〇段差などがないのにつまづくことがある

〇片足立ちで靴下を履けない

〇歩いていると膝が痛くなってくる

〇足首を捻挫しやすい

〇扁平足だ

一つでも当てはまる方は、この後を読み進めていただくことをおススメします。

歩行の質を左右する要因とは？？

歩行の質を左右する要因は「足の指」の状態です。

近年、ヒール靴やスリッポンタイプの靴、ムートンブーツなど、足にしっかり固定されていないタイプの靴を履く方が増え、それに伴い足の指で地面をつかむことができない「浮き指」という状態の方が増えています。

浮き指だと、かかと・親指・小指の3点で形成される足の「アーチ」がしっかりと保てなくなり、足首が非常に不安定な状態になります。

足・足首が不安定な状態になることにより、脚全体のバランスが崩れ、さらには全身のバランスが崩れ、足や膝にとどまらず、全身の様々な不調を引き起こしてしまうのです。

じゃあどうすればいいの？？

この浮き指の対策方法をお伝えします。

足の指の運動

浮き指の方は地面を足の指でつかむことができていません。そのため、単純ですが足の指で「つかむ」動きを練習します。

まずは足の指を「グー・パー・グー・パー…」と動かしていくこと。早くやる必要はありません。ゆっくりと、できる限り大きく動かせるように、「グー・パー運動」を行いましょう。

慣れてきたら、地面に落ちているボールペンを拾ったり、タオルをつかんだりしてみるのもいいでしょう。（日常生活で行うとお行儀が悪いですが、これは健康のための運動です！笑）

靴の選び方

靴はひものついたいわゆるスニーカーのタイプがおススメです。しっかりとかかとを合わせ、つま先から順にひもを締めていくと靴と足の一体感を感じられるはずです。この一体感がないと、靴が脱げないように足の指を反るようになってしまいます。本当は地面をつかみたいのに、逆の動きをしてしまい、これが浮き指の原因となるのです。

脱いだり履いたりの際、いちいち面倒だと感じるかもしれませんが、お身体のためには毎回靴ひもを緩めて脱ぎ、履くときには締め直すようにしましょう。

また、サンダルを履く際は鼻緒のついたいわゆるビーチサンダルや雪駄のようなものは自然と足の指がサンダルをつかもうとするのでおススメです。

靴の中敷き（インソール）を変える

足の指の運動をすることは大事ですが、崩れてしまった足のアーチのバランスはなかなか元に戻りません。そのため、足のアーチを支える土台を入れることで、アーチをいい状態で保てると、お身体への負担が軽減されます。

この役割をするのが中敷き（インソール）です。

スポーツ用品店やくつ屋さんで取り扱っているところも多いかと思いますが、どれがいいのかすごく迷うところ。クッション性が高く履き心地のいいものもありますが、そのようなタイプだとアーチを支える土台としての役割は果たせません。土台として使うのであれば、ある程度硬さがあってしっかりとアーチを支えてくれるものがいいでしょう。

当院では、しっかりと足のアーチを支える土台となるオーダーメイドの中敷き（インソール）の提供も行っております。ご興味のある方は下のボタンよりお問い合わせください。「インソールについて」と記していただくとスムーズにご対応できます。