2017年4月12日 | 腰痛 |
日本人の約80%が人生で一度は経験するという「腰痛」。
日本人の国民病ともいえる腰痛は、子育て世代のみなさまを応援するくくるにとっても大きなテーマです。
今回は、骨盤を科学するブランド「ラボネッツ」さんの腰痛調査をもとに、座り姿勢や時間、職業、生活習慣と腰痛の関連性についてお伝えします!
1.デスクワークの方は座りすぎ!
職業別に1日の平均座り時間を調査したところ、「事務職・デスクワーク」の方が他の職業よりもダントツで長時間座っていることがわかったそうです。
他の職業では1日平均6時間以上座っている方の割合が30%~50%の範囲ですが、「事務職・デスクワーク」の方では約85%という結果だったそうです。
さらに、10~14時間座っているという方の割合は、全職業では15.4%なのに対し、「事務職・デスクワーク」では28.4%と、とても高い数値になったそうです。
2.長く座れば座るほど…
「座り時間の合間にどれほどの頻度で休憩を取っているか」という調査も行い、その結果は、長時間座っている人ほど休憩の頻度が少なくなる、という結果だったそうです。
クイーンズランド大学のジェネヴィーヴ・ヒーリー博士らの研究などでは、長時間座っていることは健康に良くないという学説もあり、この結果は腰痛に限らず、さまざまな症状を引き起こす危険性を感じさせます。
実際にくくるでも、調査を行ったわけではありませんが、座り時間の長い方は腰痛をはじめ、肩こり、頭痛などなどの症状を抱えていらっしゃることが多いように感じます。
3.デスクワークの職業病は…
腰痛は重い荷物を持ち上げたりする方に多いイメージがあるかと思いますが、実はデスクワークの方にもとても多い、ということも調査か見えてきたそうです。
腰痛を経験したことがある人の割合は、「運輸・宅配」「介護・看護」の方と同様に「事務職・デスクワーク」の方でも9割を超える結果に。
使いすぎでも痛くなりますが、使わなすぎでも痛くなる、ということですね。
このお話はくくるでも多くさせていただいています。
4.骨盤の傾きと腰痛の関係
あなたの骨盤の傾きはどうなっていますか?
よろしければ、調べてみてください。
あお向けに寝た状態で、腰の下にどれぐらいスペースがあいているかで目安を計ることができます。
腰の下に自分の手が1枚入る状態であれば、ほぼちょうどいい傾き具合といって大丈夫でしょう。
しかし、「手が2枚入る」という方、「手が入らない」という方は骨盤の傾きがあると考えられるので要注意です。
骨盤の傾きがある方は2回以上腰痛を繰り返している率が高いそうです。
5.座り時間と腰痛の関係
この調査では、座り時間と腰痛の関係も調べています。
やはり座り時間が長い人ほど腰痛を繰り返しやすいそうです。
1日に6時間以上座っている方では、腰痛の経験回数が6回以上という方がなんと約半数だったそうです。
やはり長時間座っていることにより腰への負担がかかること、座った状態で硬くなってしまい、動きが悪くなってしまっていることなどにつながっているのではないでしょうか。
6.じゃあどうすればいいの?
今回の調査で、9割以上の方が「座り姿勢と腰痛に関係性があると思う」と回答しているそうです。
しかし、腰痛対策を行っている方は20%未満。
少ないですね…これを読んでいる方も、もしかしたら残りの80%にいるのでは??
座り姿勢と腰痛に関係があると思いながらも、対策を行わない理由は、「方法が分からない」という方が約4割、「面倒くさい」という方が約3割いらっしゃるようです。
あなたはどうでしょう?
そんな方のために、くくるでは腰痛対策や姿勢改善の施術を行うことはもちろん、ご自身でできる対策方法もお教えするようにしています。
しかも、なるべく面倒くさくないように。
この記事を読んで「やばい」と思ったあなた、ぜひ一度くくるにお問い合わせください。