2018年5月7日 | 健康情報 |
こんにちは、くくる整骨院・鍼灸院の畠山です。
今日は東洋医学的に見た春についてお伝えしたいと思います。
春は寒ーい冬から少しずつ暖かくなっていき、夏に至る季節です。
寒い冬の間は性質で言うと「寒・冷・陰」です。寒くて冷たくてどんよりした感じです。
それが春になると「温・熱・陽」となり、暖かくどんどん気温が上がり熱くなって陽気な気分になります。
暖かい方が人間の活動レベルが上がりますので、気温の上昇に伴い、「動き回りたい!」
という活力があふれてきます。天気のいい暖かい日に外出したくなるのはこのせいですね。
そして春は肝臓が活発に動く季節です。肝臓の仕事は
・全身のエネルギーの流れをコントロールすること
・精神の安定(ストレスの軽減)
・血液の貯蔵
・解毒(食品添加物や薬や農薬の排出、アルコールの分解)
です。
この機能がしっかりと発揮されると身体は元気でいられます。
逆にこの機能が低下すると
・お腹にガスがたまる
・イライラ
・顔色の悪化(青黒くなる)
・吹き出物、肌荒れ
などが起きます。
そして、現代人は様々なストレスや多すぎる食品添加物や薬のせいでどんな時でも肝臓を酷使しています。
そんな働かせすぎのブラック企業で毎日残業の肝臓は春だからという理由でさらなる残業を強いられるのです。
みなさん、そろそろ内臓の働き方改革をしましょう(笑)
そんな春は苦味の多い食材を取ると快適に過ごせます。
ふわふわと心地良い気分の春ですが、締めるところはしっかり締める。
これでより快適に過ごすことができます。
苦味の多い食材は、春が旬のものに多く
ふきのとう、たけのこ、三つ葉、わらび
などがあります。つまり山菜ですね。
やはり旬なものにはその季節に食べるべき理由があるようです。
旬の苦味で身も心も引き締めて快適に過ごしましょう。
筍ごはん大好き畠山でした。