2018年3月29日 | 健康情報 |
昨日の夕ご飯はサムギョプサルでした。
佐藤です。
こどもの体温を測ってみたら、37℃。
「どうしよう、保育園で預かってもらえない」
「予防接種が受けられない」
「プールに入れない…」
などなど考えられたことありませんか??
きっとみなさん一度はあると思います。
しかしこれ、間違った常識だって知ってました??
今日は、そんな体温のお話をさせていただこうと思います。
37℃って熱がある状態なの??
ヒトの体は、表面や内部など、場所によって温度が違います。
手足や顔などの末端や表面の温度は、季節や環境の影響を受けます。冬に手足が冷たくなりやすいのは当然ということですね。
一方、体の深部の温度は、脳みそや心臓などの大切な臓器の働きを保つために、高く安定しています。この体の深部の安定した体温を測れば、安定した指標としての体温が得られますが、体の内部なので日常的には測れません。
そのため、わきの下や口、耳など、身体の表面ではあるけれども、深部の体温に近い温度をはかれる場所を選んで、体温を測ります。
図のように、深部体温は約37℃で安定しているといわれています。日本ではわきの下で体温を測る方法が最も多く使われているかと思いますが、10歳から50歳前後の健康な男女3000人以上の体温をわきの下で測る調査を行った結果、その平均は36.89℃±0.34℃だったそうです。
…ということは、37℃って完全に平均の範囲内ってことになります!
むしろ、35℃台の場合は要注意!
測り方を間違えているか、いわゆる「低体温」という状態になっている可能性があります!!
なんで37℃だと熱があると思われているの!?
なんででしょう!?
私はこれを見た時、「なるほど!」という感情と、「そんなこと!?」という感情とが合わさった複雑な感情になりました。(笑)
その理由とは…
「水銀体温計の37℃を示す数字が赤かったから」
!?
だそうです。(笑)
(テルモ体温研究所 談)
ホントだ。。。(笑)
今となっては電子体温計がほとんどで水銀の体温計はほとんど見かけなくなってしまいましたが、確かに37のところが赤いですね。
本来どういう意味で赤字にしてたのか、調べてみる必要がありますが、こんなことから間違った常識が広まってしまうことってあるんですね。
まとめ
まとめると、通常ですと体温37℃は全然オッケーラインです!
ただ、平熱が35℃台と低くなってしまっている方にとっては、37℃となると体調的にはかなりつらくなっているのではないかと思います。
まずは定期的に体温を測り、自分の体温を知る習慣をつけましょう♪
次回は体温の測り方について解説したいと思います(^^)