治療工程
問診だからといって緊張しないでください。
いつも友だちと話しているように気軽にお話しください。
問診は来院された方と初めて具体的なコミュニケーションをとる場です。お身体の状態を把握していくうえでも、問診でしっかりとお話をしていただけると、かなりの情報が伝わってくるため、施術の精度を高める事ができ、早く効果を出せる可能性が高くなります。
佐藤 亮
私たちくくる整骨院・鍼灸院の目的は、子育て世代のみなさまの健康をサポートし、みなさまを笑顔にして、これからの実籾を元気で明るい街にすることです。
【本当の健康】とは、痛み・違和感・肌の調子・血圧・血糖・アレルギー・睡眠の質などなど、身体に関わる悩みの類が一切ない状態だと考えます。こういった悩みがあると、「本来あるべき状態」から外れてしまい、何かをするにも我慢をし、「頑張」らなければいけなくなってしまいます。そのため当院では、ケガをはじめさまざまなお身体の悩みを抱える方を「本来あるべき状態」に戻し、本当に健康な状態になってもらうことにより、幸せになるためのスタートラインに立つためのお手伝いをし、明るく元気に「顔晴」れるようお手伝いをしていきたいと考えています。
そのため、例えばケガをして来院された方の痛みをとるだけではなく、再発を防ぎ、本来の状態に戻り、さらにはケガをしにくい身体にしていく、というところを目指して施術させていただきたいと考えています。
ケガだけではなく、一医療従事者としてさまざまな身体の異常に対応できるように準備をしておき、必要とあらば専門医への紹介も含めた対応をさせていただいています。
【本当の健康】を提供する、とはいえ、あくまで私たちにできる事は患者様の自然治癒力を高めることだけですので、最終的に身体を治していくのは患者様ご自身だと考えています。そのため、やはり来院されての施術だけではなく、ご自宅でのエクササイズや食事、睡眠の質をよくする、などなど様々な要因が関わってきますので、施術だけではなく生活面から改善し、【本当の健康】を手に入れられるようサポートをできるような存在でありたいと考えています。
先生の経歴
私はくくる整骨院の2代目の院長です。
まず結論から述べさせていただきますと、【本当の健康】を提供できる治療院をつくりたく、くくる整骨院の院長につかせていただきました。
そもそも、治療家になるにいたったきっかけですが、高校3年生のころにさかのぼります。
自分の通っていた高校は割と名の知れた進学校でした。小さいころから算数・数学が好きで得意だった私は、なんとなく理系の学部、学費は安いほうが良いから国公立、という考えで、なんとなく国公立大学の理系学部を志望していました。
そんな中、中学から所属していたテニス部を引退することになったのですが、「テニスから離れたくない」と思っていました。同時に将来どのような仕事に就くのか、ということも考え始めていたのですが、選手やコーチとしてやっていくほどのレベルにないことは自覚しており、どうしたらテニスに関わっていけるのか、と考えていました。
なんとなく受験勉強を続けていましたが、将来に繋がる気はしておらず、もどかしい気持ちでした。そのような中で、偶然知る事ができたのが【スポーツトレーナー】という職業の方々の存在でした。この瞬間、「これだ!」と思いました。
トレーナーとして選手に寄り添う事で、選手が良いパフォーマンスを発揮できるような状態にすること。これをテニス選手に行えるようになれば、テニスに関わっていられるし、すごくやりがいがあるのではないか、と考えました。
それから、私は進路変更の希望をクラス担任に言い伝えました。当時環境からか、専門学校へ行くという発想がなく、スポーツに関わる仕事につくためには…と私大のスポーツ科学部を志望しました。
結局第1志望の学校には進学できませんでしたが、第2志望にしていた国立大学教育学部のスポーツ科に進む事ができました。
大学では人体解剖学の基礎や運動生理学など人体の構造や仕組みについて学びましたが、ここでも結局テニス部に入部していました。大学のテニス部の練習は高校生の頃と比べ物にならないくらいハードで、故障することがあり、大学の近隣の整骨院にお世話になりました。
そこで、今となっては恩師というべき先生とお会いしたのですが、このときはまさか自分が整骨院で働く事になるとは思ってもいませんでした。
大学も2年生、3年生と進んでいき、具体的な進路を考えなければならなくなっていました。大学では解剖学の基礎や運動生理学などの他に、ウェイトトレーニングやテーピングなども少々勉強しましたが、とても実践できるレベルにはなく、当初自分が思い描いていたトレーナー像には近づけている気がせず、どうすればいいのかわからず悩みました。
なぜそれまでやらなかったのかわかりませんが、ここで【スポーツトレーナー】になるために必要な事などを調べました。そこで、柔道整復師や鍼灸師という資格のことを知り、自分が思い描いていた【スポーツトレーナー】になるためには、医療系の資格が必要であるという事にこのときはじめて気づきました。
それから、専門学校を調べ、外傷治療ができるようになりたいから、という理由で大学卒業と同時に柔道整復師の資格をとりに専門学校へ入学することを決意しました。実はこのとき、親やお世話になった整骨院の恩師にも相談をしたりする中で、大学院に進み研究職を目指す道や、中学・高校の教員になる道もあると反対もされましたが、どうしても【スポーツトレーナー】という職業をあきらめることができませんでした。結局、親も自分の想いを尊重してくれ、奨学金やアルバイトをすることで、自分で学費を払うことを条件に専門学校への進学に同調してくれました。
ここでようやく専門学校へ入学し、柔道整復師の資格を取るための勉強が始まり、がむしゃらに勉強をし、動き回りました。選んだ専門学校はスポーツトレーナーを目指す方面に力を注いでおり、学校内でトレーナー活動をするためのクラブ活動のようなものがありました。私は積極的にその活動に参加し、さまざまな場所での実習を行いました。
プロ野球・Jリーグ・高校サッカー・大学サッカー・テニス・ラグビー・陸上など様々な競技・レベルで実習の経験をさせていただき、たくさんのことを学び、考える機会がありました。当初はテニスにこだわっていた私でしたが、ここでテニス以外の様々な競技に興味がわいてきました。このころ、専門時代の恩師が「スポーツ選手の治療よりも、一般の人の治療をする方が難しい。」と話されていたのですが、このとき恩師の言わんとしていたことが理解できていませんでした。
その後、鍼灸の勉強を始め、柔整の免許取得と同時にケアファクトリーに入社し、学校に通いながら整骨院業務を始めました。また同時に柔整の同期の誘いにより、社会人フットサルチームのトレーナーをボランティアで行い始めました。正直このときは、整骨院業務もトレーナーも、いつかプロスポーツの世界でトレーナーをするまでの経験の場として捉えていました。
しかし、そう時間のたたないうちに、考えが変わってきました。実習先でできていたはずのことが、ほとんどできないのです。実習も勉強もたくさんしてきたから、とテングになっていた私は、ここで鼻を折られました。今まで実習先でみていた選手たちは、私が何かしなくても、アドバイスさえすれば自分で何とかできる、なんとかする人たちだったのです。私は、それを自分の力だと勘違いしていました。それに気づいたとき、恩師の「スポーツ選手の治療よりも、一般の人の治療をする方が難しい。」という言葉の意味が分かった気がしました。「テングになるな」というメッセージでもあったと思いますし、スポーツ選手ではない方に関していえば、その人の身体をみるだけではなく、精神面・生活面なども含めてサポートしなければならない、ということを言いたかったのだと思いました。
それから患者様を対応するときの考え方も変わってきました。治療の中でも体質に関するお話を伺うようにしたり、それまでは常に+αで何かを行うようなホームアドバイスをしていましたが、生活の中で何かを変えるようなアドバイスに変えてみたりと、負担を増やすことなく変化できるよう意識をしてみました。それにより、患者様の反応にも変化がみられた気がしました。
そうしているうちに、外傷にせよ障害にせよ、何か患者様に症状がある場合、症状だけを追っても本当によくはならないということに気付きました。一旦痛みがひいてもまたぶり返してしまったり、痛みはひいたけども筋力が戻っておらず別の箇所に痛みが出てしまったり、ということがおきてしまいます。こういったことをなくしていくためには、症状にこだわらず全身をみる、さらには身体の中だけではなく食事や生活習慣などにも目を向けることによって、【本当の健康】を手に入れることが理想なのではないか、と考えるようになりました。
そう考えていくと、プロスポーツへのこだわりということはほとんどなくなりました。この場所で患者様に【本当の健康】を提供できるようになれば、もしいつか機会があってプロスポーツに関わることがあっても同じことを考えられるであろうし、まず目の前にいる方々に【本当の健康】を提供できるようにしていこうという考えに至りました。
私の考える【本当の健康】とは、「自分の身体は自分でよくすることができる」という状態です。ケガや病気などの身体の異常は誰にでも起こり得る事です。大切なのは、極端に薬などに頼ることなく、自らの自然治癒力で身体の異常を治していける事だと思います。この自然治癒力をしっかりと発揮させられるように、疼痛除去や姿勢の改善、自律神経の調整といった施術を行い、会話の中などで精神的なサポートをできる範囲で行い、睡眠の質の向上や消化器機能の向上など、身体全体を生活面なども含めて改善させてきたいと考えています。
このような考えに至るまでにかなりの期間を必要としましたが、2014年3月をもって前任の院長が退職するため引き継がないか、というお話があったため、この【本当の健康】を提供できる院づくりをしていこうと思い、お話をうけさせて頂く事に決めました。
何より、大切な患者様の身体を知ること。
現在の身体の状態は何が原因なのかを究明していきます。
検査を行うことでお身体の状態を把握していきます。骨の問題なのか、筋肉の問題なのか、神経の問題なのか、様々な要因が考えられますので、お身体になぜ症状が現れているのかを調べ、治療方針を立てていきます。ここでしっかりとお身体の状態を把握しておくことによって、治療内容をより的確なものにすることができますし、再検査を行った際にお身体の状態の変化を感じられるようになります。
治療で症状を改善し痛みや辛さのない生活を送ること。
検査で具体的に何を基準にしているかというと身体の動きや状態ですが、私たちがよく見ているところは、『顔色や表情の変化』『雑談の割合の変化』です。
表情には症状の変化が出やすく、状態が悪いと表情が暗くなったり、顔色は黒っぽくなったり青白くなったりします。逆に状態が良いと笑顔が増えたり、うっすらピンクがかった顔色になります。
そのような方は、身体の状態が良いだけでなく、仕事やスポーツのパフォーマンスが上がったり、痛みを発症することも少なくなります。
何かご不明点ご質問があればお気軽に聞いてください。
お身体がどのような状態なのか、どういった治療が必要なのか、予想されるお身体の変化と、今後の来院ペース、その治療を行うためにかかる金額などを説明致します。ご不明な点やご不安なことなどありましたらご相談いただいた上で、ご理解・ご納得されたうえで施術・治療を行うよう心がけております。
- 掃除や洗濯などの家事を難なくできるようになった。
- 安心して子供を抱っこ・おんぶできるようになった。
- 長距離移動が苦でなくなり、家族旅行に気兼ねなく出かけられるようになった。
- 睡眠の質がよくなり、生活の質があがった。
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