2018年12月25日 交通事故, 健康情報

これの時期に気をつけないといけないのが交通事故です。

普段運転をしない不慣れな人が長距離の運転をした時に起きてしまったり・・・

 

事故に遭うと、身体的にも精神的にも本当にダメージが大きいです…

 

考えたくもないでしょうが、自分が気をつけていても事故をもらってしまう可能性もあります。そんなときには加害者に対して損害賠償の請求をすることになると思います。

そのためにも加害者の身元や、加入している保険会社の情報、事故の記録はもちろんのこと、できれば目撃者の証言も欲しいところです。

 

そうは言っていても、事故直後には気が動転してしまい、何をすればいいのかわからなくなってしまうでしょう。

後でしっかりと加害者や保険会社とのやり取りをするためにも、ここで一度、事故にあってしまったときに何をするべきなのか確認しておきましょう。

(※いざ、というときにわからなくなってしまった場合には、当院までご連絡いただければその場で行うべきことをサポートさせていただきます。)

 

1.まず警察に連絡する

2.事故現場の記録を取る

3.加害者の情報・車のナンバーを確認

4.目撃者の確保をする

5.加入している保険会社へ連絡する

事故直後に行うべきことは以上の5点になります。

詳しく内容を確認していきましょう。

 

1.警察に連絡する

まずはすぐに警察に事故があったことを連絡しましょう。これは絶対です!

事故の相手が警察を呼ぶのを嫌がることもありえますが、関係ありません。

 

以前に事故や違反を起こしていようと、飲酒であろうと、免許停止や免許取り消しになってしまう可能性があろうと関係ありません!!警察を呼ぶのは義務だと思いましょう。警察への報告を怠ると、刑事罰が課せられることがあります。

 

このとき、お金を出してその場での示談を求められることもありえますが、応じてはいけません。一般的には 警察への連絡は加害者側が行うのですが、どちらが加害者なのかもめてしまうような交通事故もありえますし、加害者が断固として警察を呼びたがらない可能性もあるため、できるだけ自身で警察を呼びましょう。

 

ちなみに人身事故の場合、警察が事故現場を検証し、事故状況について詳細な資料を作成します。この資料はどのような事故を明らかにする資料で、『過失割合』などを決定するのに使われます。

 

また、警察に連絡を行わないと実際に交通事故が起こったことを証明する『事故証明書』という書類を発行してもらうことができません。この事故証明書がないと、最悪の場合保険金が支払われないこともあるので注意が必要です。

 

2.事故現場の記録を取る

警察とは別に、自分でも事故現場の記録を『証拠』として残しておきましょう。

写真を撮るのには、お手持ちのスマホケータイカメラで充分です!!

 

現場の『証拠』は損害賠償の請求をする際、とても大事になります。警察が現場検証を行いますが、タイヤ痕などは消えてしまう可能性もあります。また、警察の方では、警察の手続き上必要な情報しか証拠として取り扱いません。そのため、損害賠償の請求の際に必要な証拠情報が抜けている可能性もあります。後から後悔しても遅いです。ご自身で記録を『証拠』として残しておきましょう

【残しておくべき記録】

・撮影:事故にあった車の状況(衝突した部位、破損部位など)、お身体の負傷した部位、

・撮影:事故直後の周囲の状況、信号や一時停止の有無、優先道路はどちらかなど

・メモ:担当した警察官の所属先警察署・氏名

・メモ:車の自動車登録番号、所有者の住所・氏名、任意保険・自賠責保険の保険会社名
※ドライバーと自動車の持ち主が違う場合もあります。車検証相手の免許証を両方確認しましょう。

 

3.加害者の情報・車のナンバーを確認

車を運転していた相手ドライバーの情報を必ず確認しましょう。

 

協力的でない場合もありますが、自動車のナンバーを写真に撮っておくことや情報をメモしておくことを忘れないようにしましょう。

 

もし全く協力に応じないようでしたら、「あなたは人を殺すところでした。殺人未遂で訴えますよ。」と言ってやりましょう。本当は難しいですが、、、脅し文句としては効果的です。

 

【確認・記録しておくべき情報】

・住所

・氏名

・年齢

・連絡先(電話番号)

・車のナンバー

・強制保険の保険会社

・任意保険の保険会社

 

また、当事者同士での会話を録音しておくことも大事です。これもスマホケータイボイスメモなどの機能で充分です。(使ったことのない方は一回試しておくといいかもしれません。)

事故に関する内容はどんなに些細なことでも、後に大切な『証拠』となる可能性がありますので、すべて録音しておくことをオススメします。

・加害者とのやりとり
・警察が来るまでの話の内容
・警察に話した内容 など

 

4.目撃者の確保

事故直後周囲に人がいて、もし事故の目撃をしていたのであれば、目撃者として協力をお願いしましょう。できたらその方の住所・氏名・連絡先をきいておけるとベストです。

 

事情聴取などの際に証言をしてもらえる可能性があり、過失割合の決定などの際に有利な証言としてみなされるかもしれません。この証言は、事故当事者と利害関係がない第三者ということで、保険会社にも信頼されやすいです。

 

5.加入している保険会社へ連絡する

警察への連絡を行い、相手方の情報を入手したら、保険会社に連絡をしましょう

 

相手方との示談交渉は、このときには行わず、車の修理や“むちうち”などのお身体のケガの治療が進み、落ち着いた状態になってから保険会社を通しながらにしましょう。

 

特にお身体のケガについては、事故直後は気が動転したり緊張状態にあるため、痛みなどがあまりよくわからない可能性が高いです。

 

事故直後に痛みを感じないからといって、「大丈夫です。」と言ってその場で示談をしてしまい、後になって痛みが徐々に増してきてしまった…ということもあります。

 

この場合、お身体の治療費を自己負担しなければならない可能性もあるので要注意です。

 

 

交通事故にあったという事実を保険会社に伝えておくことによって、治療費や車の修理代の補償を受けられますし、万が一示談交渉を行う際に足りない資料があったときなどに、スムーズに対応してもらえる可能性が高いです。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

かなり肉厚な内容になってしまいました…お読みになって役に立つ部分はありましたでしょうか??

 

これから師走に向けて道路の交通量も非常に多くなり、事故に遭う危険性も高くなってしまいます。いざ、という時のために、頭の片隅にでも記憶を残しておいていただけると幸いです。

 

ご不明な点等ありましたら、当院までご連絡ください。

習志野市実籾 交通事故認定治療院 くくる整骨院・鍼灸院