2016年11月15日 健康情報

食欲の秋で食べすぎな秋な畠山です。

健康情報です。

<東北大>大気汚染物質原因のアトピー解明

アトピーとは、免疫系の過剰な反応や精神的ストレスによっておこるかゆみの強い慢性的な湿疹で、よくなったり悪くなったりを繰り返すものを言います。

また、アトピー素因(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎を生じやすい体質)を持つ人に多く見られます。

そして主に小児期に発症し、大きくなるのとともに軽快していきますが、稀に成人して重症化する場合があります。

現在、アトピー性皮膚炎の治療は炎症を起こした皮膚に対してステロイドもしくは非ステロイド性の薬を塗ることでかゆみを抑える対処療法が主流ですが、これは酸化脂質として体内に蓄積します。それにより、アトピーが一時的によくなったように見えても、この酸化脂質が残っているせいで、風邪をひいたときや何気なくかゆいところを少し掻いただけでも炎症が広がり、以前にも増してひどいアトピーになることがあります。しかし、この発見で「大気汚染物質が特定のタンパク質を活性化させて神経が発達し、皮膚に強いかゆみを誘発していた。」によってかゆみの原因となる神経の発達を抑制するという新たな治療法が開発されるかもしれません。

東北大、ナイス!

ちなみに、東洋医学的にアトピーを考察すると、身体の表面を衛るバリア(気)が不足していることが要因としてあげられます。そんなもろくなったバリアをさらに壊さないためにもお風呂でごしごしこすりすぎないように気をつけましょう。

ますます良くなるくくる整骨院、畠山でした。